2015/01/06 16:26:00

レディメイドのフィッティングについて

 

みなさん、
おつかれさまです。

雑用係Tでございます。


今日は、レディメイドシューズで使用しているラスト(木型)のサイズ、フィッティングについておはなししたいと思います。


今回のリニューアルでベーシックラインのサイズ表記も調整させていただいておりまして、
過去にレディメイドをお求めいただいた方におかれましてはもちろんデータは記録しておりますので、心配ございませんが、ご質問などがありましたら何なりとお問い合わせくださいませ。


さてさて、
スタンダードラインと一緒にベーシックラインについても合わせてご説明したいと思いますが、

ベーシックラインはソフトスクエアラスト、スタンダードラインはオーヴァルトゥラスト。

25センチのラストを例に挙げてみますと、
ベーシックのソフトスクエアラストは実寸の長さが279ミリですので、捨て寸は29ミリ。
スタンダードのオーヴァルトゥラストは実寸の長さが282ミリですので、捨て寸は32ミリとなります。足囲(ワイズ)はJIS規格表示で、スタンダードのオーヴァルトゥラストは2E相当に設定して作っております。またベーシックのソフトスクエアラストは足囲(ワイズ)は2E相当ですが、甲囲(甲周り)は3E相当で設定されております。
また、それぞれのラストには特徴がありまして、
ソフトスクエアラストは爪先にある程度の厚みがあり、先ほど申し上げたとおりワイズに比べ甲周りは大きく、履き口周りにも少しゆとりを持たせておりますので、足入れのしやすいラストになっているかと思います。
対してオーヴァルトゥは、爪先は少し薄く抑えております。
またワイズは2Eですが、それからすると甲周りは少しタイトかもしれません。それからカカト周りの食い付きをよくするためにカカトを小ぶりに設定しております。ですのでルーズフィットがお好みの方には履き初めは少しタイトに感じるかもしれません。
がしかし、
靴が、革がその方の足を覚え、馴染んできた時には足に吸い付くようなフィット感が得られると確信しております。
ここまでいろいろ説明させていただきましたが、あとは実際にお試しいただかないと本当のところはわからないと思いますが…

すみません、
長くなってしまいました。もう少しあるんですが、今日はこのくらいで。

またすぐに続きを書きます。

雑用係Tでした。

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