靴修理と対策について

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靴修理と対策について

革靴は仕事をする上で欠かせないアイテムです。
お気に入りの靴を長く履くために、ここでは具体的な対策をいくつかあげたいと思います。

シューホーンを使う

まず、是非とも実践していただきたいのが、靴を履くときは必ずシューホーン(靴べら)を使うということです。
特に朝などは時間がなく、ついつい急いで靴を履きがちですが、急いでいると、カカトを踏んでしまったり、乱暴に扱ってしまいますよね。
シューホーンを使わずに靴を履いてしまうと、どうしても靴の履き口のカカト部分が傷み、型崩れの原因となります。
また、お仕事で靴の脱ぎ履きが多い方は、携帯用のシューホーンを是非ともお持ち下さい。

靴底は消耗品です

靴は私たちの足をいろいろなものから守ってくれます。
特に靴底は歩くたびに受ける衝撃から足を保護してくれるのです。
そのため、靴底は長く履くうちにどうしてもすり減ってしまいます。もちろん、靴底はすり減ると交換することが可能です。
ヒール部分の交換の目安としては、ヒールの1番下の層の残りが2~3ミリ程度にまで減った頃が交換時期です。
また、靴のソール(前部分)も交換できます。
靴の底部分を指で押してみてプカプカ浮いた感じになっていると、ソールが薄くなっている証拠です。
そのときは、靴底を全て交換することになります。

靴を長持ちさせる方法
同じ靴を毎日履かない

足は想像以上に汗かきです。1日履いた靴は、足の汗を吸収し、どうしても蒸れた状態になっています。
革は湿気を嫌います。そのため、1日履いたら、2~3日靴を休ませましょう。
靴をローテーションで履くことで、1足1足の負担が軽くなります。
ビジネス用の靴であれば、2~3足持っておき、毎日交代しながら履くと、靴の寿命は飛躍的に長くなります。

定期的なお手入れ

靴は日常の使用によって靴底がすり減ったりと、どうしても痛んでしまうものです。
痛みが進んで手遅れにならないためにも、日頃のお手入れで靴の状態をこまめにチェックしておきましょう。

パンチャでは、当店オリジナルシューズだけでなく、他社製の靴の修理も受け付けております。
お預かりした靴は、実際に靴を作っている職人が修理を担当します。
靴を熟知した職人の手により、お客様のご要望にそった最適な修理方法で、お客様の靴を甦らせます。是非一度、当店までお問い合わせ下さいませ。