2016/06/24 17:12:16 Category:その他

材料の今昔

みなさまお疲れ様です、
パンチャのKです。


じとじと蒸し暑い日が続いております。
ここ数日九州ではひどい雨が降り続きましたが、
みなさまご無事でしたでしょうか?
明日からまた荒れるそうなのでお気をつけくださいm(__)m


今週のお花は
テマリソウと、クルクマです。





テマリソウは、
先週ご紹介したナデシコの仲間なんだそうです。
全然見た目が違いますよね(゜-゜)

 


さて、
みなさん朝ドラの「とと姉ちゃん」、
ご覧になっていますでしょうか?


先日靴材料部に行ったとき、
「とと姉ちゃん」を見たNさんから、
ヒロインの常子が履いている靴のヒールが外れてしまうシーンがあって、
そのヒールが木製だったというお話を聞きました。

このドラマで描かれている時代は昭和初期~戦後なので
その頃はまだ靴の材料にプラスチックなどは無く、
ヒールも木で作られていたということなのですが、
とっても細かい時代背景の描写に驚きました!


靴材料部にも、
昔のストックがまだ残っていました。


今では、
婦人靴のヒールはプラスチック製のものに革が巻かれている物がほとんどですよね(^^)


もちろんドラマでも、
ヒールには革が巻かれていたのでパッと実は木製だとは分からず、
外れた際のソールとの接地面が見えて、
木製だと分かったそうなのですが、



(この面が見えたそうです)


すかさずここを見たNさんにも驚きです!(笑)

 

今でこそ量産できる材料ですが、
このヒールひとつをとって見ても、
底面以外全て曲面ですし、
一つ一つこの微妙なラインを作っていたことを想像すると、
材料がとても貴重だったことが伺えます。


余談ですが、
昔の材料について調べていると、
戦後間もないころ、
材料が手に入らなくて、
スルメをも靴底の代わりに使っていたというお話も見つけました(笑)
ただやはりスルメなので、雨が降るとすぐふにゃふにゃに…
おまけに猫まで寄ってくる!


今聞くと笑い話ですが、
当たり前のようにしっかりした靴が履けていることに感謝せねば、
としみじみ感じましたm(__)m


昔はこんなものを使っていました!というものを見つけたら、
またご紹介できればと思います!

それでは!




 

旧ブログ